「パーキンソン病を知ろう!~教科書では学べないパーキンソン病介助論」

おはようございます。
9月に入り涼しい時間帯もあり過ごしやすくなってきましたね。
今日は、昨日実施した外部での活動のご報告をさせていただきます。

今回は、当院が運営しているサービス付き高齢者住宅「はるか」で働くスタッフとみずきケアプランサービスのケアマネージャーに対して
パーキンソン病患者様に対する介助法についての勉強会を理学療法士がさせていただきました。

内容は「パーキンソン病を知ろう!!
 ~教科書では学べない パーキンソン病 介助論」をテーマとしました。
 はじめに、パーキンソン病の基本的な症状やメカニズムについて説明させていただきました。
中盤は、“パーキンソン病患者様が普段自身の身体をどのように感じているのか?”を患者様自身が語ってくださった会話を基に患者様の心境の理解と分析、そこから導き出される介助方法を検討してみました。
終盤は、パーキンソン病患者様特有の自己身体に対してどのようにすれば気づきをもたせることができるのか?
声かけ・誘導の際のちょっとした工夫で動作に改善がみられますのでこのような流れで今回は講演させていただきました。
現場で働く私達が、“患者様が感じている感覚を知ろうとする”試みは大変重要なことだと思います。
この試みによって、患者様への言葉かけや配慮、気持ちをくみとり寄り添うといった姿勢により良い変化を与えると思います。
今後も、当院一同で患者様が安心して日々を過ごせるようにケアの質を高める努力を続けていきます。

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